作例のご紹介
接着剤にも勝る、驚きの強度。|アクセサリ補修
<プロフィール>
Saeko Kさん
23歳・会社員
東京藝術大学美術学部工芸科鋳金研究室卒
<割れてしまった卓上鏡の補修に>
幼いころから工作が好きで、暇があれば何かしら作っていました。おもに立体造形(粘土)が好きでしたね。大学時代は素材として金属を使用し、制作活動を行っていました。現在は仕事で、様々な素材(プラスチック系、ゴム系、など)を扱っています。
今回は、タフロン・リベースで、割れてしまった卓上鏡の補修を行ないます。接着剤と同じような感覚として使用してみました。
<初心者は混ぜ合わせて使う「混和法」から>
ユニークな使い方も考えられ得るとは思いますが、初心者には液と粉末を予め混ぜ合わせて使う「混和法」が最適です。混ぜ合わせたものは、筆で扱います。太い筆は含みが多く、筆の根元の硬化が起こり、扱いづらくなってしまうので、細い筆の方がオススメ。また、接着後の肉付けがある程タフロン・リベース本領発揮という感じがしたので、硬化後成形するイメージで補修を行いました。
<補修後はビクともしない硬度に>
タフロン・リベースの強みとしては感じたことは、半流動性のときからは想像できないほどの硬度です。折ろうと思って再度力をかけてもビクともしなくてびっくりしました。
それから、タフロン・リベースは単なる補修用接着剤というより、パテに近い商品だと思いました。肉厚を盛って素材の強度を増し、かつ素材と一体となることができるからです。このように、多様な使い方ができる商品なので、使いながら自分なりの使用法を編み出していくのも楽しいですね。