作例のご紹介
接着剤とパテの長所を併せ持つレジン|フィギュア制作
<プロフィール>
山田雄貴さん
21歳・学生
東京藝術大学在学中
<自作フィギュアの装着・つなぎ目消しに>
フィギュア設計を自分で始めるようになったのは、平面のイラスト等を立体に変換する作業に興味がわいたから。最近のフィギュアは、原作のイラストにより忠実になっており、動きに躍動感がついたように思いますね。今回は、オリジナルの自作フィギュアの装着・つなぎ目消しに、タフロン・リベースを使ってみました。
<接着剤やパテにも勝る、接着強度>
タフロン・リベースのメリットは、瞬間接着剤やパテよりも接着強度が強いこと。それから、固まった後ナイフややすりで削り、パテのように使用できるところもポイントです。ただ、ナイフで削るとき、勢いあまって他の部分まで削らないように注意してくださいね。削り心地が少々固めなので、気をつけて作業してください。
<乾くのが速いので、手早く作業を>
今回はファンド(石粉粘土)で制作した原型だったため、硬化したタフロン・リベースとの硬さの違いが気になりました。どちらかといえば、ファンドよりもポリパテ等との方が、相性がいい気がします。 また、タフロン・リベースは硬化する速度が早いです。そのため、使用の際には、手早く作業をすることに気をつけると良いと思います。